ごあいさつ

自己紹介

はじめまして。

フットケアサロンRanun そしてラナン訪問看護ステーションの代表 

中川と申します。

 私は総合病院の急性期病棟や手術室、療養型病院で看護師として7年間勤務した後、子育て、親の介護を経て2000年~2023年まで訪問看護師として在宅療養される方々を看させていただきました。

 訪問看護はずっと私のしたかった仕事でした。出会う方々からたくさんのことを教えていただける、そして喜んでいただけるとっても幸せな仕事です。その思いは23年間変わることなく、途中、特別養護老人ホーム、有料老人ホームも経験し、ケアマネも数年いたしました。

 在宅療養のお手伝いをする中で、足にトラブルを抱えておられる方が近年になるほど増えていることに気が付きました。

 ご自身では足の爪を切れずご家族も怖くて触れない、もう何年切っていないだろうと言われる方は驚くほど多く、肥厚した爪、痛くて歩けない陥入爪、巻き爪、白癬(水虫)が放置されていて爪まで及んだ爪白癬、歩くたび痛い魚の目、もう少し早くケアをしていれば切断することはなかっただろう壊疽の足。

これらが原因で転倒し歩けなくなっている方をたくさん見てきました。

 そんな経験から、自分のNextStageとしてドイツ式フットケア(フスフレーゲ)を学び、フットケアをとおして全身の健康、更には心の健康や美容にまで繋いでいけたらと考え、サロン開設の準備を始めました。正直なところ、複雑な介護保険制度からも離れたく思っておりました。

 しかし、フットケアの重要性はまだまだ認知度が低く、一人でも多くの方を救いたいと10年以上も前から日々悩み動いておられる方が多くおられることを知り

 今の自分が自信を持って語れることは何か、確実に人に提供できることは何なのか・・・と改めて考えたとき

 看護師だからできる訪問看護フットケアがある、そこからフットケアを広めていこう、という考えに行きつきました。

 それと同時に思い出したことがありました。

 地域の皆さんが立ち寄ってくださる「町の保健室」のような訪問看護ステーションが私の夢だったこと!本当に気が付くのが遅いのですけど、やっとそれがストンと懐に落ちました。

 長くなりましたが、以上が私がフットケアサロンを立ち上げ訪問看護ステーションを併設した経緯です。

 要介護予備軍にならないため、健康で美しく若くあるためにフットケアサロンを活用していただければと思います。サロンではセラピストとしてリラックスしていただける、こころも癒せる空間をご用意いたします。

 訪問看護では介護予防の観点からフットケアに力を入れますが、在宅看護の経験値の高い看護師が療養にかかわる全てのケア、医療的処置を行い、そのすべては地域の方に安心してご自宅で生活を続けていただくことを目的としております。

 

 これまで私が皆様から学ばせていただいたことに感謝を持って、還元していけたらと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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